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福岡県古賀市 家族葬 斎場想庵 ブログ 葬儀でのエンディングムービーとは?no.2

2025.08.09 ご葬儀 終活

エンディングムービーを自作する場合にかかる費用は、映像編集のツール代、パソコンなどの機材代、映像データを書き出すDVD-Rなどのメディア代のみなので、すでにパソコンを持っていて、無料ツールを使って編集作業を行うのであれば少額で済みます。ただし、時間はたくさん必要になると思っておきましょう。自作で動画を作る醍醐味としては、「写真選びで泣いてしまう」「音楽を聞いて思い出が蘇った」など、制作しながら故人の想い出に触れることができる点にあります。

葬儀社や映像制作会社に依頼する

葬儀社や映像制作会社といったプロに依頼する場合は、クオリティが高いムービーに仕上がるだけでなく、時間のない人でも安心して任せられるというメリットがあります。葬儀前のご遺族は、葬儀の準備をする傍らで素材の準備もしなくてはならないため、制作物については業者に依頼するというのも一つの方法といえるでしょう。業者に依頼する場合は、イメージや希望をしっかり伝えることが満足のいく仕上がりにつながります。打ち合わせ時に、ラフ案や過去の事例を見せてもらいながら、イメージやマストな要素などを共有するとよいでしょう。時間については、葬儀までの期間が短いため、最短の1営業日に設定するなど早めに仕上げてもらう必要があります。

メモリアルムービーを業者に委託する場合の費用相場は、2〜10万円程度です。たとえば、ナレーションを入れたり、写真の点数が多かったりする場合は、オプションで追加費用がかかることもあるので、費用を確認しながら内容を詰めていきましょう。また、業者選びは安さだけで選ばず、必ず実績や口コミを参考にすることが大切です。「完成までの期間がどれくらいか」「修正対応をしてもらえるか」などの条件も、業者比較のポイントになります。

エンディングムービーの準備に必要なもの

エンディングムービーの準備に必要なものは、故人の写真や映像、メッセージなどです。スライドショー形式で写真をつなげる場合は、年代ごとにまとめるとストーリー性が生まれやすいでしょう。また写真は、家族や友人との集合写真や、日常のスナップ、趣味を楽しむ姿など、故人の生前の様子がわかる素材を選ぶようにしましょう。

これらの素材に加えて、映像内で読み上げられるメッセージや、字幕・ナレーションのための文章も準備しておくと制作がスムーズになります。また、故人の人柄や、想いを伝える一言コメントなどを取り入れたり、映像の最後をメッセージや写真で締めくくったりすることで、より説得力が増し、印象に残る動画に仕上げることができます。演出の一つとして、ナレーションや字幕でストーリーを補強する手法も効果的です。

続く

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